―ひぐらしのなく頃に考察―





【最初に】


前提として、全ての犯行はオヤシロ様の犯行(超常現象説)ではなく、人間の犯行として考える。
圭一が体験した事は事実だが、それが真実かとは同義ではない。
目明し編で『一連の殺人事件と園崎家は無関係』という事が明らかになったとする。




【テンプレート】


<綿流し式殺害方>

腹を裂いて殺す事。
祟り殺し編で、冒頭に見つかる間宮律子、古手梨花がこれに該当する。



<冒頭の詩>


・鬼隠し偏

どうか嘆かないで。
世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します。

どうか嘆かないで。
あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します。

だから教えてください。
あなたはどうしたら、私を許してくれますか?



・綿流し編

あなたの乾きを癒せない。
真実を欲するあなたがそれを認めないから。

あなたの乾きを癒せない。
あなたの期待する真実が存在しないから。

それでもあなの乾きを癒したい。
あなたを砂漠に放り出したのは私なのだから。



・祟り殺し編

井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外に何も興味がなかったから。

井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外で何があっても関係なかったから。

そしてあなたも幸せでした。
井戸の外で何があったか知らなかったから。





【犠牲者リスト】


<鬼隠し編>

・富竹ジロウ
 綿流しの直後に自傷死。

・鷹野三四
 綿流しの直後に失踪。

・竜宮レナ
 15日目に撲殺される。

・園崎魅音
 15日目に撲殺される。

・前原圭一 
 15日目に電話ボックスで自傷していたのを発見。24時間後診療所で死亡。



<綿流し編>

・鷹野三四
 綿流しの前日に絞殺、綿流しの当日に岐阜県で焼かれていたのを発見される。

・富竹ジロウ
 綿流しの直後に自傷死。

・園崎お魎
 詩音により殺害。

・公由喜一郎
 綿流しの翌日の会議の後の帰宅途中に拉致。
 詩音により殺害。

・古手梨花
 綿流しの翌々日に電話で呼び出され拉致。
 所持していた注射器で謎の薬を自分に投与し、自傷死。
 薬は詩音に対して使おうとしていた。

・北条沙都子
 綿流しの翌々日に電話で呼び出され拉致。
 詩音により殺害。

・園崎魅音
 綿流しの翌々々日に拷問室地下の井戸に転落死。
 詩音により殺害。

・園崎詩音
 圭一を刺した後にマンションから転落死。



<祟り殺し編>

・間宮律子
 冒頭で拷問を受けて川に遺棄されているのを発見。

・??リサ
 鷹野の焼死体が見つかる前に「今年の崇り」で死んでいる、らしい。

・北条鉄平
 綿流しの当日に圭一に電話で呼び出され撲殺、遺棄。

・富竹ジロウ
 綿流しの直後に自傷死。

・鷹野三四
 綿流しの当日に岐阜県で絞殺、焼かれていたのを発見される。

・大石蔵人
 綿流しの翌日の夜に死体掘り出し中の圭一と分かれた後に熊谷らと共に行方不明に。

・入江圭介
 綿流しの翌々日の朝に院長室で睡眠薬の飲みすぎで中毒死しているのを発見。

・古手梨花
 綿流しの翌々日の朝に神社で割腹され死亡しているのを発見。

・村人(1200余人)
 綿流しの翌々々日深夜に硫化水素中毒死。レナ、魅音、お魎、公由が含まれる。

・葛西辰由
 8月11日に収容先の病院で死亡。

・園崎詩音
 8月27日に収容先の病院で自殺。

・前原圭一
 11月30日に高熱のため病院で死亡。





【全編共通】


<綿流しに起こる事件について>

一年目:ダム工事の現場監督が死亡。バラバラ殺人事件、主犯は見つかっていない。

二年目:ダムの誘致派だった男が旅行先で崖下の濁流に転落して死亡。
妻の遺体は発見されていない。現場には沙都子も居た。(悟史、沙都子の両親) 『夫妻は展望台で柵にもたれかかっていて、柵が壊れ転落した』
と証言有り。

三年目:神社の神主(古手家、梨花の両親)が原因不明の奇病で急死。妻は遺書を残し行方不明。遺書 には鬼ヶ淵沼での自殺をほのめかす記述有り。

四年目:主婦(沙都子の叔母)が撲殺体で発見。何日か後に覚醒剤使用で逮捕されていた男が、余罪として 犯行を自供。(実際は悟史による犯行?)
※新聞には掲載されず、発表も無し。(村から警察への強い要望の為)

五年目:武富ジロウが自傷死。(全編共通)
警察のワゴンが24時5分前に発見。薬物は検出されず。
死ぬ直前に角材を振り回していた。
本人によらない外傷がいくつかあり、複数から暴行を受けた可能性有り。
死亡推定時刻は21時〜23時頃。



<古手梨花の注射器>

目明し編で梨花は注射器に入れた謎の薬を所持、自分に投与した後、自傷死した事から 、富竹を殺害するのに使用された物と同じであると考える。古手家、或いは梨花がこの薬に深く関わっている。



<竜宮レナの過去>

・大石の発言で、昨年までは茨城の郊外に住んでいた。
 引越しの少し前に学校で謹慎処分を受けている。理由は学校中のガラスを割った事。
 その後精神科で診察を受け、自立神経失調症と診断。
・元々雛見沢の住人で、小学校にあがる時に引っ越した。



【鬼隠し編】


<おはぎに入っていた物は?>

・本当に針
・キーホルダー
・その他



<時計の裏のメモ>

≪≫内は切り取られた部分。

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 私、前原圭一は命を狙われています
 なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
 ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。
 レナと魅音は犯人の一味。
 他にも大人が4〜5人以上。白いワゴン車を所有。

 ≪バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。
  富竹さんの死は未知の薬物によるもの。
  証拠の注射器はこれです。≫

 どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
 これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
 …死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
 これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。

 前原圭一

-------------------------------------------------------------------------------



<襲って来る二人組み>



<圭一の死>





【綿流し編、目明し編】





【祟り殺し編】


<間宮律子の死>



<綿流しの夜の鷹野について>

鬼隠し編で富竹の自転車は死体から少し離れた林道脇に放置されていた。
そして圭一が後部座席に置いてあった自転車を「富竹が乗っていたもの」と認識した途端、鷹野はそれまでの穏和な態度を翻し「私とあなたは今夜、出会わなかった。」と圭一に口止めをしている。
このことから彼女が富竹の死に深く関わっているのは間違いない。



<圭一が生めた死体を移動した人物>



<圭一をガス発生の後に移動させた人物>



<ガスを流した人物>





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【鬼隠し偏プレイメモ】


・大石からの初めての電話「昨日渡した電話番号は、古いものだった。
今からいう番号を 控えておいて欲しい」と発言。
大石がそんな間違いをするだろうか?本当に大石からの電話だったのか?

後述:確かに大石からの電話だった、上記の台詞は電話する為の口実という所だろうか

・初めて入江診療所に向かう圭一。
やたらとおしゃべりな先生(入江)風邪と診断、注射 と薬三日分。


・大石とレストランに行った事を魅音が知っているのは当然として、それをレナにまで知らせる必要性はあるのか?


・おはぎに何が入っていたのか?圭一の発言からは本当に裁縫針の様な気もする。
だが裁縫針だった場合は”おどし”という事になる。
大石に余計な事を喋るな、という意味合いだろうか。
この時点で圭一が知ってる情報なぞ、大した情報ではない気もする。
むしろ、大石と接触する事での圭一の危険に大してのおどしだろうか。
だが、それならば、このような方法で無くてもいいのではないかと思う。
ならば、裁縫針以外の何かが入っていたと考えるべきだろうか。


・おはぎを壁に投げつけた割りに、母の反応は薄い。おおらかなだけか、或いは圭一が精神的に病んでいるのを以前から知っているため?


・「俺は知りすぎた人間だから消される」と圭一の発言であるが、全編から見て殺される程の情報ではない事から、この編から圭一はKOOLになってきてるのだろうか。


・この時点までで、レナの二重人格説をも認めさせる異常な二面性が見られるが、魅音についてはそこまでの二面性は見られない、この編は圭一の被害妄想の様な気もする。


・「元気ないね?」のTipsで画面が黒くなるが、レナの目の色の変化を隠すためというのは考えすぎだろうか。レナはオヤシロ様がトリガー?しかし、哄笑する理由が解らない。ここだけを見れば二人とも二重人格?ともとれるが。まさかねぇという意味の笑いだろうか。そういう意味合いだとするならば、レナがオヤシロ様を信じて居ないと言う事になってしまうし、過去の悟史や園崎家を知っている魅音からするとおかしいかもしれない。


・車に惹かれそうになる、車は白いワゴン車。圭一は自分を轢こうとしたのではないかと疑う。だが轢こうとしている相手に向かってクラクションを鳴らすだろうか。車からの視界的な面が明らかになっていないが、圭一の発言から、車は速度を出していた事がわかる。急いでいたと言うことだろうか?思い出してみると、少し前から俺の後ろを徐行で付いていたという発言に関しては、妄想だろうか。或いは本当に徐行でつけていた?何のために?


・梨花、「そのバット、なくさないでくださいね。です。」何か深い意味があるのだろうか。

・下校、圭一が悟史と同じ行動を取っていたとのレナの発言だが。途中からは演技ではないか?圭一を錯乱させるため?

>>目明し編での悟史の行動をもう一度よく調べる。


・圭一帰宅、背後の存在に気づく。背後についているのは誰?
『聞いた。聞いた。はっきり聞いた。女だった。若い女だった。』
本当に聞こえたのか?幻聴?
考えられるのは、

1.圭一の妄想
2.誰か立っていた

これでは推理でもなんでもないが。


・両親が東京へ、レナにはこの事実が伝わっていた。どうやって伝わったのか?昼には両親は出発していた事から、レナが直接見ていたとは考えられない。
他の誰かから聞いたと言う事になる。村の誰か→魅音→レナ?
この場合、レナに知らせる意味は?女性からの電話は誰?(他人?)
レナの切り替わるトリガーは『嘘』?

>>もう一度レナの切り替わりをよく調べる必要有り。

レナにはラーメンの種類も伝わっていた、買った店も、どうしてそれを買ったのかも。
この場合は、園崎からの情報なのかレナが本当に見たものなのか不明。
確かにレナは二重人格の様に性格が一変し、また異常だが。
このケースの場合だと、圭一をどうこうしようとしている訳ではなく、ただ晩御飯を一緒に食べようと、しているように見えなくもない。悪意は無い?
あの誤り方からして、なんらかのトラウマみたいな物がレナにはある?
二重人格だとするなら、その原因に繋がるもの?虐待等?
ごめんなさいは誰に対して?暴行した前の学校の男子生徒?


・以前レナのカルテを見たと言っていた大石が発言を翻す。理由はなぜ?
個人捜査の場合だとマズイから?

後述:これはただ単に大人の事情だろう。


・レナの事件、被害者達は口が重い。何故?何者かの圧力?
或いは恐怖から?大石の発言もある。プール倉庫の辺りで話しとあるが、プール倉庫とする理由はあったのか?強姦は考えられないか?
大石の発言では男子3人とレナは仲良しグループ。
プール倉庫脇にあったバットで3人を殴った。目撃者は居ない。

※あくまでレナの事件は全て大石の話によるもので、真実かは解らない。病院に3人の男子学生が運ばれたのは事実。


・Tipsセブンスマートでの買い物の回想で、足音を聞く。後ろに居たのは誰?
妄想?回想で最後に見たものは恐怖のイメージ?(実際の物ではない)


・学校、校庭での魅音との会話。「あぁそれに、先日の見舞いのおはぎ、あれ、うまかったぜ。血が出るかと思った。……やったのはどっちだ?お前か?レナか?!」の問いにあっさりと「私」と認める魅音。「………そ、そんな……ちょっとしたいたずらじゃん…。」から、本当にいたずらな程度の物だったのか?やはり圭一の妄想による部分が大きい?その後の魅音の台詞「………あの時、殺しとくんだったなぁ……。今年で定年だからって…容赦してやった恩も忘れやがってぇ………。」あの時とはいつか?この時の魅音は詩音ではないか?魅音はここまで言うだろうか?


・下校、レナは斧を所持。何の為?襲う為?守る為?
「レナだけは相談に乗ってあげられるよ。今度こそ乗ってあげられる。」の発言。
から悟史の事を指しているようだが。レナがそこまで気にしているのはオヤシロ様の祟りが関係しているから?


・ダムで追いかけてくる二人の男は何者?
最初に攻撃したのは圭一。結局捕まり、気絶?させられる。
殺しはせずに家に運ばれた事から、最初から危害を加えるつもりは無かった?
圭一を探していただけ?(園崎関係者?入江関係者?古手関係者?村人?)
或いは家に運ばなければいけない何かがあった?
「私は肩を貸しただけ。」レナの発言から圭一は意識があった?
レナの発言では二人組みはいなかった(含みのある言い方)レナは何かを知っている?
圭一が電話に向かうと魅音が来る。レナからの電話で知ったらしい。
魅音の発言「…レナ。監督には電話した?」魅音の発言や、「監督喜ぶよ」の発言からも、監督とは入江医師の事だと思われる。

罰ゲームに関しては、これは本当にただの罰ゲームだったのではないかと推定。
「こんな尋常でない万力のような力を俺のよく知っているレナが出せるわけ無い」とあるが、これは圭一が疲労していたため?或いは裏レナは力が強い?
魅音が取り出した何かを、視覚的には理解できたが常識的には理解できなかったとあるが、本当に注射器だったのか?魅音「大丈夫大丈夫痛くないから」の発言から本当に注射器?或いは多少痛みを伴うような注射器に似た何かでの罰ゲーム。
ただの罰ゲームだとした場合既に故人である「富竹と同じ目にあってもらう」の発言は冗談で言えるものだろうか。富竹と同じ目の罰ゲームとなると、マジックで落書きという事?となると注射器と詳しく理解していたのも幻覚だったという事になってしまう。
ここでの魅音がKOOL化しているとすると難しい。

ここで圭一は、スタンガン?か睡眠薬かで眠らされているように見える。


・圭一が目を覚ますと、魅音とレナは死亡しているように見えるが、この時に死んでいるかは確定ではない?
これは、圭一以外の犯行だと推定。時計が殆ど進んでいなかったのは、圭一が覚えていなかったから?時計は犯人が進めたのだろうか。或いは時間は本当にそれほど経っていなかった?
圭一が気絶している間に二人を撲殺、時計を動かす?
圭一の回想を見ると、反撃したのは事実かもしれない。レナを振り切り、魅音に蹴り、そのあとレナに体当たり。ここで魅音かレナにスタンガンを当てられた?おそらく魅音?
スタンガン、睡眠薬だとすると、最初から危険があると予測して持ってきたという事になる?

スタンガンと言えば、詩音な気もする。ここでの魅音が詩音である可能性はないか?或いはただ詩音から借りた、或いは奪ったものなのか。はたまた最初から持っていたのか。画面が暗くなってからの回想(音のみ)は犯人の犯行の音ではないか。

犯行は圭一以外の人物によるものだったとして、犯人は圭一に犯行に使ったと思われるバットを握らせていた。少なくとも犯人は圭一に罪を被せたかった、或いは圭一に自らの犯行だと思わせたかった?
そこまでやっている犯人が注射器は持ち去っていなかった。

1.犯人は注射器が現場に残っても困らない人物。
2.既にその注射器はすり替えたもの。(中身が知られるとマズイ場合)
3.気づかなかった。(犯行の時間の短さにも繋がる?時計を操作していたというならさらにおかしい?)

わざと残したのだとすると、何故そのあと圭一が時計の裏に隠した、メモを改竄&注射器を取り出したのか。

可能性としてここで考えられるのは

1.先ほどの犯人とは別の人物がメモの改竄&注射器を取り出した。
(注射器が現場に残ると困る人物)
2.注射器の存在に本当に気づいていなかったが、圭一が隠しているのを見ていて、メモと注射器に気づいた。
3.考え中

追記:床に転がるこの証拠、とある事から。犯人が気づかなかったとは考えにくい。


・『その中のひとりは白衣を着ていた。……でもとても医者には見えない。医者のふりをした変装だと直感する。』
圭一は何故言い切れたのか?そのままの意味だとすると、とても医者には見えない人物だった、という事だろうか。
もし、入江医師だったならば、医者に見えないという事は無いと思われるが。
ここで白衣を着ていた人物は入江医師ではなかった?
男達が乗ってきたのは白いワゴン車。
『間違いない。…俺を轢こうとした…あの車だ…?!?!』
圭一の精神状態で二階から見た車と、轢かれそうになった時の曖昧な記憶で断定できるのもおかしい気がするが、仮に同じ車だったとした場合、誰か?
警察か、或いは入江医師の仲間?

圭一の切り取られたメモについて。

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 私、前原圭一は命を狙われています
 なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
 ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。
 レナと魅音は犯人の一味。
 他にも大人が4〜5人以上。白いワゴン車を所有。

 ≪バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。
  富竹さんの死は未知の薬物によるもの。
  証拠の注射器はこれです。≫

 どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
 これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
 …死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
 これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。

 前原圭一

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切り取られたのは三行。

1.バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。
2.富竹さんの死は未知の薬物によるもの。
3.証拠の注射器はこれです。

>>それぞれ検証


・男達「いたぞ!!裏口だ!!」ここから圭一に逃げられては困る、というような感じに聞こえる。圭一の顔を知っている。

大石への電話、声に怯えと達観。自分の死を理解?
人間の犯行だと信じていた圭一が、家から電話ボックスまでの間にはオヤシロさまの祟りを信じていた。なぜ?
そして、自傷の症状。富竹、目明し編の梨花と同じ症状と思われるが。薬物によるものだとしたならば、いつ投与されたか。
圭一は「ごめんなさい」を繰り返していた。作中何度も出てくるが何かのキーポイント?それとも魅音やレナに対しての謝罪か?


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【目明し編プレイメモ】


■綿流し当日





■綿流し翌日
・興宮で悟史と会う。悟史、詩音の「これからバイト?」の問いに肯定。
バイトはやめたはずでは?給料を取りにいくのか。
ぬいぐるみを予約。店から出ると大石が。詩音、ここで自分が魅音でないことを告げる。
・本家にて、爪を剥ぎ、けじめをつける。爪三枚で三人分。




>>おりょうの本心を考察しろ。おりょうは本心ではどう思っていたのか。

本家から、「北条悟史の事は忘れろ」(葛西からの情報)
何故忘れる必要があるのか。(メンツ以外の理由があるような気がする)

・詩音町へ、おもちゃ屋のショーケースの中からぬいぐるみがなくなっている。
監督と話していると、大石登場。大石は詩音が爪を剥いだ事を知っている。
大石の発言「昨日、悟史くんが出掛けたまま失踪されたからです。」
興宮の郵便局で貯金を全額下ろしている。










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【祟り殺し編プレイメモ】


―――1日目

・間宮律子(リナ)の遺体発見。綿流し式。犯人は誰?見つかる事を前提?
彼女の死が祟り殺し編への分岐となる。


・両親は何日か仕事の為家を空けるらしい。


・梨花と沙都子が料理をしに来る。
勝手な憶測だが、梨花は悟史がどうして消えたかも、園崎家も全てを知っている様な気がする。



―――2日目

・特に気になる所は無し



―――3日目

・ホームパーティー、圭一の親父は漫画家?
暫くして、沙都子から電話。野球の助っ人を頼まれる。
ここで監督が登場。

監督の話、沙都子の両親は展望台で、沙都子の目の前で柵ごと転落。
監督は、沙都子を養子として取りたいが、既婚者ではないため養子に取れないと話す。

詩音登場。祟り編では詩音と既に先日、町で会っている。
レナとは一回しか会っていない。梨花、沙都子は不明。

詩音、圭一の悟史”転校”発言にキレる。

帰り道、悟史の話題。レナの態度の変化。オヤシロさまに仇名す者には徹底的に冷たい。やはりレナのトリガーは『オヤシロさま』?



―――4日目

・登校→沙都子と梨花の姿見えず。梨花が遅刻。沙都子は叔父が帰ってきた為の遅刻か?
レナの発言「…レナは、…楽しい毎日がたった一日を境に終わってしまうことを知っているから。今日が楽しくても、明日も楽しい保障なんかないって知ってるから。…生きてるよ。精一杯」この発言は悟史の事を指しているのか、それとも転校してくる以前の学校の話しなのか?或いは、意味は無し?
梨花、上の空。沙都子に関して心配している?演技ではない?

昼食後大石と会う、沙都子を呼んできて欲しいと頼まれる。鉄平の行方を聞くため?
この後、保健室で沙都子、悟史の昔の話を聞く。

入江の発言、『叔母が死に、叔父が興宮の愛人宅に逃げ込んでから、大石が現れた。』
入江の発言、「……あいつは、少しおかしいんですよ。」
魅音の発言、「ったくッ!あんたら、何やってたんだよ!!仲間だろ?!何でぼーっとしてたんだよ!!何で圭ちゃんを助けなかったんだよ!!」

入江から、オヤシロさまの祟り、連続怪死事件の話しを聞く。
大石は『オヤシロさまの使い』と呼ばれている。大石に接触受けた者が、祟りで死んでいる?

<大石に接触を受けた人物>

1.四年前の犠牲者と噂されるバラバラ殺人の犠牲者。
事件の直前、何度も大石と接触。

2.三年前の犠牲者である沙都子の両親。
転落事故の直前、大石が何度か自宅を訪れていた。

3.二年前の失踪者である梨花の母。
失踪直前に、大石に過剰な接触を受けていた。

4.一年前の失踪者である、悟史。
失踪の直前に何度も大石の接触を受けていた。



―――5日目

沙都子登校、魅音が叔父が帰ってきていたのを知っていた事を告白。
レナの、一年前の話。
圭一、沙都子の叔父を初見。




―――6日目

・圭一、沙都子の保護について思案。



―――7日目

・ダム現場で富竹と会話。古手神社へ案内。
鷹野に会う。鷹野は富竹と待ち合わせをしていた。

・午後圭一、魅音に叔父の殺害を依頼。圭一は園崎家が犯行を起こすものと思っている。


―――8日目

・酒臭い魅音、詩音?
・沙都子の母は再婚。梨花の話。沙都子の母は男にだらしなかった?
・沙都子、圭一に頭を撫でられ、脅える。
「気持ち悪いのヤダ」性的虐待か。

・圭一KOOL化、殺人の計画を立てる。

・夜、沙都子を祭りに連れ出してくれるよう頼むため、魅音に電話。
おそらくここでの電話で会話していたのは詩音。

>>詩音が何故園崎家にいたのか考えろ



―――9日目(綿流し祭)

・電話をかける場所を想定していなかった圭一、甘すぎる気もする。
叔父を追いかけている間も、誰に出会わなかったのも偶然、叔父のバイクが見つかっていないのも偶然、死体を見つけられたのも偶然。

・死体を埋めた帰り、鷹野に会う。「あなたと私は今夜、出会わなかった。」
@圭一、鷹野を死ねと念じる。

・『圭一足音を聞く』

ドラム缶の中に焼死体発見。
富竹ジロウの死体発見。



―――10日目 六月、二十日

・『圭一足音を聞く』
魅音か、詩音の発言「詩音が祭りに居た」
射的での部活の話、富竹ジロウも居た。
捏造にしては詳しすぎる気もするが…。
圭一が祭りに出れない事は詩音から伝わっていたと推察。
梨花が最初にもう一人の圭一と接触、圭一は祭具殿の扉の前に居た。
沙都子はお祭りには出ていなかった。
叔父が居ないと言った圭一に対しての態度が少しおかしい。レナと魅音(詩音?)

魅音とレナにダム現場での宝探しへ誘われる(強制?)『圭一足音を聞く』
病院のレシート『レナ、明日見るから』

・圭一帰宅後、病院へ。
入り江に、お祭りには行ってない事と、殺人を告白。

圭一、入り江が看護婦に、紅茶へ『イソミタール』か『ラボナール』を混入するよう支持しているのを聞く。「その場合は取り押さえましょう、男性スタッフは何名か残っていますか?」「山狗が一人。それに私たちを含めて3人です」

>>山狗とは???

「…リサさんが死に、鷹野さんが死に。…一体鄙見沢には何が起こっているというんですか…。」

>>リサとは誰???

圭一、監督の死を願う。
入り江に大石からの電話。

・圭一、死体を確認しに。
埋めた場所の土は柔らかかった(死体を埋めた事は事実だった?)
死体を掘っていると、大石に見つかる、いつから付けられていた?
(大石は、おそらく死体が埋められている事を予想していた。誰の死体かまでわかっていた?鉄平の死体だと思っていたならば、鉄平は行方不明になっている事になる。沙都子の証言との食い違い)

圭一、大石の死を願う。

・TIPSナンバー照会。
大石から興宮SPへ、車ナンバー照会願いの無線。この無線を最後に大石は行方不明に。
所有者 ×××× 鹿骨市雛見沢村×丁目×××番地在住
S号指定のない人物。

・TIPS恨み帳?
「きっとこいつも何かに乗り移られている。だってこれは、死んだあの男がいっていたのとおなじこと。」
「あぁ、また誰かが謝りだす…。」
精神分裂症の兆候?

>>あの男とは?



―――11日目

・『圭一足音を聞く』
圭一、生きてるかも知れない叔父を再度殺害するため、沙都子の家へ。
ご飯がカリカリになっているのを発見。味噌汁はぶちまけられていた。
食堂のテレビがついていた。夕食は昨日の物。二人分。
沙都子の制服には、ご飯や味噌汁が付着。
沙都子は熱い風呂の中に入っていた。叔父の命令で一万回数えていたと証言。

沙都子を抱え、診療所に。事務室の所長席のソファーで、入江が睡眠薬を多量摂取して、自殺?
第一発見者は昨日圭一が見た中の一人。「救う事ができずに、とても残念です。」
大石は、車ごと行方不明に。

『圭一、足音を聞くが、これは沙都子』
沙都子に、祭りに出ていない事と叔父の殺害を告白。

神社で梨花が腹を裂かれて死んでいる。

「あの人たちも、…圭一さんと同じものに乗り移られていたのかもしれない。…………あの時は殺されるとしか思わなかったから、…そこまで考えは及ばなかったけど…。」

>>あの人たちも?

沙都子の告白、祭具殿に進入した。

沙都子に端から落とされる。(圭一が生きていたのは偶然)

圭一、この世界、雛見沢の死を望む。



―――12日目

・圭一目を覚ます。近くに車から取り外されたらしい、シートが落ちている。
これのおかげで助かった?

猛毒の火山性ガスが噴出、時刻は午前2時〜4時。

足音が聞こえなくなった、と圭一の発言。


沙都子 行方不明
詩音 病院で、自殺

圭一はガスが流れるべき所にいて、生きていた。
記者はこの取材から銃数年後、海難事故で命を落とす。

死亡の前日、また足音が聞こえた。とナースコール。





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【暇つぶし編プレイメモ】

・梨花の「富竹第二号なのです」発言。
梨花は、この時点で赤坂の正体をしっていた?
梨花の予言。「東京へ帰れ。」

・親族会議、決議時に鈴を鳴らす魅音。(情報屋の話だが、真実とみていいだろう)
公安の捜査官が入ってくる事も、おりょうはしっていた。
この時点で、梨花は赤坂の事を知った?

・犬の孫の財布。村人が届ける。(大石からの情報)

・犬飼の孫の仮病に対して、「入江の先生か?……いいのか?大丈夫か?」
大石と村へ、入江とすれ違う。(おそらく犬飼の孫を診た帰り)

・入江診療所で目を覚ます。
病院の公衆電話を使おうとするが、コードが切れている。
受付の人に聞いて外の公衆電話を使いに行くが、これもまたコードが切れている。
さらに、他の公衆電話の場所を聞き、見つけるが、同上。

電話ボックスの外に梨花。「もうどうにもならないことです。」
通して言われているが「赤坂の、怖がり。くすくすくす…。」何か意図があるのか?
「赤坂が、生きてこの村を出られる確率は決して高くありませんでした。」
梨花は全て知っていた。相当頭がキれるように見える。この日は綿流し祭。
「……こんなみっともないお祭りも、5〜6年もすると村中が総出でやってきて、…ちゃんと儀式も真面目にやる、立派なお祭りになるのですよ。」

「……これから毎年、血生臭いことが起きるのに?」

これから毎年連続で起こるオヤシロさまの祟り。を知っている梨花。
これが予言でなければ、彼女は何らかの形で祟りに関わっている事になる。

「私ね。……………何年かすると、殺されるの。」
「……………とても不愉快なことだけど。……れも多分、決まってることなの。」
「それを私も知りたいの。」
「…………ここは、人の命を何とも思わない連中でいっぱいです。………これを伝えても、何も変わらないかもしれないけど。でも、…死という月を写す水面を掻き消すためなら、小石を投じることもあるかもしれない。」
「……………来年の今日。…そう、昭和54年の6月の今日。ダム現場の監督が殺されます。」
「……恐ろしい殺され方をした後、バラバラに引き裂かれて捨てられてしまいます。」
「…その翌年の昭和55年の6月の今日。………沙都子の両親が突き落とされて死にます。……あるいは、事故というべきかもしれない。……不幸な事故。」
「そして、さらにその翌年の昭和56年の6月の今日。…私の両親が、殺されます。
そしてさらに翌年の昭和57年の6月の今日。沙都子の意地悪叔母が頭を割られてしにます。
そしてさらに翌年の昭和58年の6月の今日。……………あるいはその数日後か。」
「……私が殺されます。」
58年の彼女の死はイレギュラー?

「………私は幸せに生きたい。…望みはそれだけ。大好きな友人たちに囲まれて、楽しく日々を過ごしたい。……それだけなの。それ以上の何も望んでいないの。」
「……死にたくない。」

『全ての死が予定なら。私の死も予定なのでしょうか。』

この後雪絵は事故で死亡。屋上へ上がる階段で、足を滑られらせて事故死。


・昭和60年初夏


この話しでは、
・富竹が死亡
・恋仲の女性(鷹野三四)が岐阜の山中で、焼死体で発見。
・翌日に、熊谷が操作中に車両ごと蒸発。富竹事件の捜査で村に行っていた。
・さらに翌日、入江が睡眠薬で自殺?
・同日昼頃、神社で古手梨花の死体が発見される。薬物で昏睡させ、腹部を切開。臓物を意図的に散らばせていた。
・ガスによる大災害。


<梨花が死を予言していた人物>

・54年:ダム現場の監督がバラバラに引き裂かれ殺される。
・55年:沙都子の両親が突き落とされて死亡。或は不運な事故というべきかもしれない。
・56年:古手夫妻が殺される。
・57年:沙都子の(意地悪叔母)叔母が頭を割られて死亡。
・58年:綿流しの夜、あるいはその数日後かに自分が殺される。

<梨花が死を予想していなかった人物>

・57年:悟史の失踪については触れていない。
・58年:富竹ジロウ、鷹野三四。入江医師。雛見沢大災害。



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【妄想】

<冒頭の詩、Frederica Bernkastel>

・この詩は、ひぐらしのなく頃に私的捜査ファイルに子供の落書きのようなものと、一緒に載せられている。フレデリカ、という名前からも分かるように、古手梨花からきている可能性が高い。おそらくは、梨花が書いた詩ではないか。
この詩は竜騎士曰く、そのストーリーをおおまかに表現したもの、と言っていたが。
どうだろうか。これより詩の内容を、考察してみる。

・それぞれの「あなた」は同一人物?
あなたとは誰を指している?鬼隠し編での、「あなた」と「私」、綿流し編での「あなた」と「私」、祟り殺し編での「蛙」と「あなた」
おそらく「蛙」とは沙都子の事だろうか?、前者がそれぞれのストーリーでの主軸のキャラを表すものならば、鬼隠し編の「あなた」はレナ。綿流し編での「あなた」は詩音?
こうしてしまうと、「私」の説明が付かない気もするが、「私」という意味をそのままとらえるならば、梨花の事だろうか。
祟り殺し編の詩では、唯一「私」の表現がない事になる。
ここでの「あなた」はプレイヤー、または圭一?

・古手梨花が書いた詩、という事を前提に考えると、古手梨花はそれぞれの並行した世界で起こることを知っていた事になる。(飛躍しすぎ?)
だが、梨花の全作中での説明のしがたい既視感も納得できる気がする。



・鬼隠し偏

どうか嘆かないで。
世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します。

どうか嘆かないで。
あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します。

だから教えてください。
あなたはどうしたら、私を許してくれますか?



・綿流し編

あなたの乾きを癒せない。
真実を欲するあなたがそれを認めないから。

あなたの乾きを癒せない。
あなたの期待する真実が存在しないから。

それでもあなの乾きを癒したい。
あなたを砂漠に放り出したのは私なのだから。



・祟り殺し編

井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外に何も興味がなかったから。

井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外で何があっても関係なかったから。

そしてあなたも幸せでした。
井戸の外で何があったか知らなかったから。